Landview Lighthouse
ランドビュー灯台

概要

ランドビュー灯台(Landview Lighthouse)は、アパラチアの森林地帯(The Forest)に位置するロケーション。
Vault 76の南東、監督官のキャンプのすぐ北にそびえ立つ、陸地(山の上)に建てられた奇妙な灯台である。

施設の構造と背景

この「内陸部に立つ灯台」の起源は、灯台の存在そのものと同じくらい奇妙なものである。
元々はモーガンタウン(Morgantown)のVault-Tec大学の工学部生たちが考案した「理論上のコンセプト」にすぎなかったが、ライバル大学の学生たちから「海もない山奥に灯台を建てるなんて馬鹿げている」と冷酷に嘲笑されたことが引き金となった。
その挑発に対する意地(度胸試し)として、学生たちはこのプロジェクトを「現実の形」にすることを決意し、その建設工事は関係者全員の誇りを示す象徴的な建築プロジェクトへと発展していった。

建設を開始する前、彼らは一年以上の歳月を費やして灯台愛好家のコミュニティと協議を重ね、灯台建設におけるヒントやガイドライン、避けるべき落とし穴などの助言を集めた。
これらの話し合いから、この灯台が単なる客引き用の「悪趣味な観光の罠(Tourist trap)」に見えてはならないことが明白となった。
そこで、本物の光を放ち、本格的な建築デザインを備えた「航海支援施設」として機能しなければならないと決定された。
稼働する灯台のビーム投射機(ビーコン)と、周囲を見渡せる360度の観測ギャラリーデッキを備えることが必須条件とされたのである。

そして2036年10月、ついに灯台が完成した。
各地から観光客がこの奇妙な建造物に押し寄せ、木々の上から見渡す美しいアパラチアの風景に熱狂した。灯台は、プロジェクトの立ち上げ段階から支援してくれた二人の教授、ドナルド・ジェイミソン(Donald Jamieson)とシャーリー・ジェイミソン(Shirley Jamieson)に捧げられた。
ジェイミソン夫妻はすぐ近くの家に住み込みでフルタイムの「灯台守」として働き、訪問者からの寄付金のみでこの灯台を維持管理していた。
その後も後輩の学生たちによって、長年にわたって周囲の景観整備(灯台守の家の建設やピクニックパビリオンの設置、過去の伐採から森を回復させるための再植林など)が続けられたという。

特記事項(アイテム)

この場所は灯台守の家を含むいくつかの建物と、展望台を備えている。
大戦争後の現在はフェラル・グール(Feral ghouls)や様々なクリプティッド関連のイベントの中心地となっている。

私はどこにいるんだ?

薬物中毒者(Chem addict)(強い薬物で完全にトリップしている)んんー、そうさ。そう、これこそ極上品だ。最高…俺は空を飛んでるぞ、飛んでる! おお、すげえ、すげえ! 俺は別の惑星にいるんだ! 宇宙空間だ!
(振り返って仲間を探そうとするが、そこにあった「水もない山の上に立つ灯台」を見てショックを受け、バッドトリップに陥る)
薬物中毒者:お前ら、これを感じるか? なあ、みんな? みんな? あれ、みんな一体どこへ… うああああ、なんだあのアレは!?
(パニックになりながら、幻覚だと思い込んで目を閉じて必死に落ち着こうとする)
薬物中毒者:おい、嘘だろ、頼むから見えてると言ってくれよ? みんな、あれが見えるか? ベッキー、あそこに灯台があるよな? なあベッキー? スティーブ? ああ神様! どうか神様!
薬物中毒者:落ち着け俺、落ち着くんだ。お前はただ高い場所にいるだけだ、周りに水はないし、船もないだろう。あれは灯台じゃない、そうだろバカ野郎。山の上に灯台を作る奴なんているわけないじゃないか。
薬物中毒者:これは薬のせいだ、ハハ! もちろんそうだ! ちょっと目を閉じて、開けたら… 3、2、1… いやだ! ああダメだ! ダメダメダメダメダメ! 私はどこにいるんだ? どこにいるんだよ!? 私はどこにいるんだァァァァ!?

灯台の北にあるピクニックエリアには「私はどこにいるんだ?(Where am I?)」というホロテープと身元不明の死体が残されている。
この薬物中毒の男は、薬をキメて山奥を徘徊していた最中に「水が存在しない内陸部にある巨大な灯台」を見てしまったことで、『自分がどれだけ重度の幻覚を見ているんだ!?』と勘違いして完全に精神崩壊を起こし、パニックになりながら狂い死んでしまったことが判明する。

また、灯台の頂上にはホタルを集めて「偉大なるモスマン」を召喚しようとしていたモスマン教信者であるモンクリーフ兄弟(Brother Moncrief)の白骨死体とメモが残されている。(※現在のVault居住者たちが行っているイベントを過去に一人でやろうとして死んだ人物である)

感想

ゲーム序盤、Vault 76を出た初心者プレイヤーの目を最初に引く「アパラチアの巨大なランドマーク(奇景)」の一つです。
意地とプライドだけで海のない山奥に建設されたこの悪ふざけのような灯台に対し、「あまりに現実離れした光景のせいで、薬物でラリっていたジャンキーが幻覚だと思い込んで自分の狂気を疑って発狂死する」というオチが用意されているのがFalloutらしい最高のブラックジョークです。
※ちなみにこの灯台は、ウェストバージニア州のサマーズビル湖に2012年に実際に建てられた「サマーズビル・レイク灯台(Summersville Lake Lighthouse)」が実情のモデルとなっています。

This article was created by translating and editing Landview Lighthouse from Nukapedia: The Fallout Wiki.
Licensed under the Creative Commons Attribution-Share Alike License (CC BY-SA 3.0).

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